ジリ貧サラリーマンから脱出するため、40歳からさまざまな副業を始め、45歳で独立起業しました。
なぜ会社を辞めることができたかというと、それはYouTubeの収益があったから。
サラリーマン時代からブログや物販、セミナー開催などさまざまな副収入源を作ろうとしました。
ですが、やはり一番大きかったのはYouTube。
そして、多くの人が興味あるのは
「YouTubuは本当に稼げるのか?」
というところでしょう。
今回は私、大西祐次郎のYouTube収益額を公開したいと思います。
YouTube広告収益の仕組み
そもそも「YouTubeで稼ぐ」とはどういうことなのか?
YouTubeをやっていない方にはイマイチよくわからない方もいるでしょう。
YouTubeで動画を見ていると冒頭や途中で流れるCMがありますが、
そのCMが流れることによって1再生あたり○○円という報酬がユーチューバーに入ってくるのです。
YouTubeには、さまざまな企業がお金を払ってCMを出しています。
YouTube側は、そのCMにマッチする動画にCMを挟み込んでいきます。
(正確にはユーザーの趣味趣向にマッチするCMを流すようにしている)
ユーチューバーは、自分のチャンネルにどんなCMが流すのかは決められません。
1再生いくら?
気になる報酬はというと…
どのような動画か、またどのようなチャンネルかによって大きく変わってきます。
YouTubeは、その動画を見ている人にマッチしたCMを流すので、旅行動画ならホテルや車関係。
ゴルフ動画ならゴルフ用品、バラエティ系ならゲームやアプリ、というようにさまざまなユーザー属性に合わせたCMが流れます。
子供向けの商品は商品単価も低めですので、小中学生たちがよく見るバラエティ系チャンネルは広告単価も低くなります。(1再生あたり0.05~0.1円と言われています…)
逆に大人がよく見る動画は広告単価が高めになります。商品単価も高いものが多いですし、大人は購買力があるからです。
(ゴルフ動画などはとても高いく、1再生あたり1円以上とか!)
私のチャンネルの場合、
ランチグルメ系は1再生あたり0.3~0.4円くらいです。
お酒飲み系は0.4~0.5円くらい。
旅行系は0.6~0.7円くらい。
平均すると0.4円くらいでしょうか。
つまり1つの動画が1万再生すると4千円くらいの報酬を貰えることになります。
ちなみに広告単価は企業の広告出稿量によって変動するので高い月と低い月があります。
一般的に年度末と年末が高い傾向があり、年度初めと年始は低いです。
企業の広告予算の使い方に影響されるわけです。
企業案件が大きい
1万再生で数千~1万円。
トップユーチューバーのように毎回100万回再生となると、単価が低いバラエティ系とはいっても
毎回10万円近く入ります。
過去にアップしたものも再生されているはずなので、毎日上げ続けていれば一日20~30万円は入ってくるでしょう。
それだけではありません。
ユーチューバーはYouTubeからの広告収益のほかに、企業から直接仕事が舞い込みます。
企業の商品や施設を、自分のチャンネル動画で紹介することで企業から直接報酬を貰います。
いわゆる「企業案件」というもので、ユーチューバーの収益はこの割合がかなり占めます
ヒカキンなどトップユーチューバーの収益の大半は企業案件で、何百万~何千万という金額もあるとか…。
私もさまざまな企業さま、団体さまからお仕事として動画を撮らせていただいております。
詳しくは「大西祐次郎の仕事と会社」をご覧ください。
ちなみに、その動画が企業案件なのかどうかは、動画の冒頭、左上を見て、
「プロモーションを含みます」と表示されていれば、それは企業案件です。
YouTube動画では「第三者から何らかの対価を得ている場合」には、それがプロモーションを目的としていることを明示しなければならないというルールがあるからです。
(中にはギャラを貰っていても、プロモーション表記をしていないユーチューバーもいますが…)
大西祐次郎はいくら?
では、私は一体いくら位、YouTubeで稼いでいるのか?
上記のようにYouTube単体の広告収益は季節によって変動します。
多い時だと月100万円以上という時もありました。
これはかなり単価の良かった月で、動画も2日に1度は必ずアップしていました。
単価が低い月は半減しますし、動画を上げる数が減ると、当然落ちます。
少ない時は20万円以下とか…。

このようにかなり波があるのがYouTubeの収益。
そしてその波が原因で私も苦境に立たされるですが…、それはまた今度の機会に。
やるならノウハウ系がオススメ
YouTubeの収益はジャンルによってかなり幅があり、安定もしません。
だからこそ企業案件を貰っていくことが大事なのです。
動画も、ただ面白いコトとかウケることよりも、
人にノウハウを提供できるものが一番良いです。
例えばゴルフレッスンだとか、車のレビューやメンテナンス方法、釣り、盆栽、料理など…。
このようなノウハウ系といわれる動画は、興味のあるユーザーは最後までしっかり見てくれますし、ひとりの人が何度も見ることがあるので、上手くいけば再生数も伸び、収益も高くなります。
また、顔出ししなくても可能ですし、キャラクター性に依存しないので、提供できるノウハウがある方は、少し工夫するだけで一気に見られるチャンネルになります。
実際、私もノウハウ系のチャンネルのコンサルをしたことがあり、チャンネル登録者数が数百から数万に伸ばして事も何度かあります。
そのあたりの話はまた今度の機会に。
ということで、今回はYouTubeで稼ぐとはどういうことか?について説明させていただきました。
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