計算違い続出…飲食店経営に初チャレンジ!(2)

飲食店経営

甘い計画でスタートしてしまった飲食店経営。

場所は、もともと大きな料亭だった建物で、物件はその一部。

元は厨房の奥の倉庫のような一画。

ほぼ何もないスケルトンで、店を開くには内装工事から始めなければなりません。

開店資金は?

そもそも資金計画も甘く、用意したのは退職金と貯金、後は親族から借りて、合計500万円ほど。

それだけあればなんとかなるだろう…。

という緩い計画。

小さい店舗なのでそれほど掛からない、と聞いていた工事費用ですが、いざ見積もりをしてもらうと300万円程…。

そこに厨房機器などを入れると軽く400万オーバー。

さらにテーブル、イス、食器…。

あっという間に予算はカツカツに…!

人員は?

飲食店を開くと言っても、自分自身が調理をするつもりはなく、始めは飲食店経験のある友人に店長を任せるつもりでした。

狭い店なので慣れればワンオペでも回せるだろうと。

その彼が作るスープカレーが美味しいので、居酒屋風のスープカレー屋さんにしようという話になりました。

ところが…

工事開始直後に、彼が急病で入院することになりました。

復帰のメドは立たず、計画は1から練り直しに…。

すでに工事は始まっていたし、賃料も発生しています。

開店を遅らせるとその分費用は嵩むばかり。

仕方なく、まずは私がメインとなり店を切り盛りすることになりました。

コンセプトを大幅変更

居酒屋風スープカレー屋はできなくなったので、その代わりに何ができるかを探ります。

他にも仕事を抱えていたし、とにかく時間が足りない…。

そんな時、たまたま求職中だった昔の知り合いが、手伝ってくれることなりました。

複雑な調理などはできないので、自分たちで作れるメニューを探し、いろいろな人に教えてもらいながら、バタバタと店名やメニューを固めていきました。

そして、できた店のコンセプトは

「カフェ風居酒屋」

「立ち飲み風居酒屋」

居酒屋と言うにはフードが弱いし、店の作りがシンプルだったのでカフェ需要もあるかも…?

そんな適当な考え…。

今思えば、こんな適当にたどり着いたコンセプトで客が来るはずはないのですが…。

計画からたった3カ月後、とりあえずオープンまで漕ぎつけました。

ここからがまた大変なのですが…

(つづく)

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