やめる…。飲食店経営にチャレンジ(5)

飲食店経営

「店をやめよう…」

オープンから半年。

そう決断しました。

これ以上、店舗業務に時間を使っていたら、自分の目標がどんどん遠のいてゆく…。

ただし、店をたたむわけではありません。

新しい店長を雇うことにしました。

しかし人手不足のご時世。

フルタイムで働いてくれて、料理もそこそこできて、今の店のスタイルに合う人となると、そう簡単に見つからない…。

ダメもとで、少し前から週3日働いてくれていたアルバイトのユキさんに、店を一人で切り盛りしてみないか?とたずねてみました。

すると、

「自分でやるのは大変だから嫌だと思っていたけど、自分も稼がないといけないし…、

やるだけやってみてもいい」

「ちょい呑み屋おゆき」にコンセプトチェンジ

まずは週一日、イベント営業として「ちょい呑み屋おゆき」という名前でオープンすることになりました。

いままでサポート役だった「ゆき」さんが、「店長」として店に立つということで、

常連さんがたくさん来てくれました。

(常連さんには本当に感謝です)

節目として良い機会なので、ここまでの店舗経営の問題点を整理してみました。

まず、私が店に立っていたことで、メリットとデメリットがあります。

【メリット】

YouTubeやSNSでの発信力があるので、駅から少し離れたところまでわざわざ来てくれる人がいること。

それはうれしいのですが、

その手のお客さんは大体が一度きりの来店でおしまい…。

「一度、大西祐次郎がやっている店に行ってみたい」

ありがたいことですが、本当に一度きり…。

2度、3度と来店してくれる人はほんの一握り。

(1度目以降もちょこちょこ通ってくれているフォロワーさんに本当に感謝!)

【デメリット】

興味本位の来店が増えると、店長やスタッフの立場がなくなること。

「なんだ。。大西いないのか。。じゃあ帰ろうかな。。」

などという人もいう方もいます。

毎日一生懸命、店を切り盛りしている人に対して、

「こんな店、大西がいないなら来る意味ない」

と言われているようなもの。

これでは、店長やスタッフのモチベーションが保てません。

この機会に今までのイメージを一新する必要があると考えました。

「店名を替えよう」

店長はおゆきさんなので、そのまま「ちょい呑み屋おゆき」とすることにしました。

(つづく)

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