「店をやめよう…」
オープンから半年。
そう決断しました。
これ以上、店舗業務に時間を使っていたら、自分の目標がどんどん遠のいてゆく…。
ただし、店をたたむわけではありません。
新しい店長を雇うことにしました。
しかし人手不足のご時世。
フルタイムで働いてくれて、料理もそこそこできて、今の店のスタイルに合う人となると、そう簡単に見つからない…。
ダメもとで、少し前から週3日働いてくれていたアルバイトのユキさんに、店を一人で切り盛りしてみないか?とたずねてみました。
すると、
「自分でやるのは大変だから嫌だと思っていたけど、自分も稼がないといけないし…、
やるだけやってみてもいい」
「ちょい呑み屋おゆき」にコンセプトチェンジ
まずは週一日、イベント営業として「ちょい呑み屋おゆき」という名前でオープンすることになりました。
いままでサポート役だった「ゆき」さんが、「店長」として店に立つということで、
常連さんがたくさん来てくれました。
(常連さんには本当に感謝です)
節目として良い機会なので、ここまでの店舗経営の問題点を整理してみました。
まず、私が店に立っていたことで、メリットとデメリットがあります。
【メリット】
YouTubeやSNSでの発信力があるので、駅から少し離れたところまでわざわざ来てくれる人がいること。
それはうれしいのですが、
その手のお客さんは大体が一度きりの来店でおしまい…。
「一度、大西祐次郎がやっている店に行ってみたい」
ありがたいことですが、本当に一度きり…。
2度、3度と来店してくれる人はほんの一握り。
(1度目以降もちょこちょこ通ってくれているフォロワーさんに本当に感謝!)
【デメリット】
興味本位の来店が増えると、店長やスタッフの立場がなくなること。
「なんだ。。大西いないのか。。じゃあ帰ろうかな。。」
などという人もいう方もいます。
毎日一生懸命、店を切り盛りしている人に対して、
「こんな店、大西がいないなら来る意味ない」
と言われているようなもの。
これでは、店長やスタッフのモチベーションが保てません。
この機会に今までのイメージを一新する必要があると考えました。
「店名を替えよう」
店長はおゆきさんなので、そのまま「ちょい呑み屋おゆき」とすることにしました。
(つづく)
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